機動戦士 ガンダム00 第11話 「アレルヤ」
機動戦士 ガンダム00 第11話 「アレルヤ」感想
■ユニオン
>兵士1 「中尉、人革さんが宇宙でガンダムとやりあったっての、本当ですか?」
>へんたい「ああ、試算しているデブリの状況からして、20機以上のティエレンが大破したらしい。」
>兵士2 「ヒュー。やれやれ、ガンダムとやるのがそら恐ろしくなってきましたよ。」
>兵士1 「まったくだ。」
>へんたい「モビルスーツの性能差が勝敗を分かつ絶対条件ではないさ。当てにしてるぞ、フラッグファイター。」
あれ?どこかで聞いたようなセリフが・・・。
相変わらず出番が少ないけどインパクトのある変態さんである。
>ビリー「やはりこの特殊粒子は多様変異性フォトンでしたか。」
>教授 「それだけではないぞ。ガンダムは特殊粒子そのものを機関部で作り出しておる。でなければ、あの航続距離と作戦行動時間の長さが説明できん。」
>ビリー「現在ガンダムが4機しか現れないことと関連がありそうですね。」
>教授 「げに恐ろしきはイオリア・シュヘンベルグよ。2世紀以上も前にこの特殊粒子を発見し、基礎理論を固めていたのだからな。」
>ビリー「そのような人物が戦争根絶なんていう夢みたいな行動を何故始めたのでしょうか。」
>教授 「紛争の火種を抱えたまま宇宙に進出する人類への警告。そうワシはみているがな。」
たまにはユニオンのことも思い出してあげてください的演出か?と思いきや新しいワードが・・・。
多様変異性フォトン。
フォトンだってよくわからないのに多様変異性とな。
とにかく少しづつガンダムに迫りつつあるユニオンである。
■ティエリア八つ当たりする
>ティエリア「今回の人革連による軍事作戦。キュリオスを鹵獲寸前まで追い込まれ、ナドレの姿を敵に露呈してしまった。スメラギ・李・ノリエラ、すべては作戦の指揮者である貴女の責任です。」
>スメラギ 「ごめんね。でもね、私も人間なの。時には失敗もあるわよ。」
>ティエリア「そんな問題ではすまされない。計画にどれだけの支障が出たのか・・・」
>ロックオン「ナドレを敵に晒したのは、お前だろ。」
>ティエリア「そうしなければやられていた。」
>ロックオン「そうだとしても、お前にも責任はある。ミススメラギばっか責めるなよ。命があっただけでもめっけもんだ。」
>ティエリア「今後はヴェーダからの作戦指示を優先する。失礼。」
>リヒテン 「はあー、緊張した。」
>クリス 「あんなんこと、みんなの前で言わなくたっていいのに。」
>ロックオン「可愛いよな。生真面目で。他人に八つ当たりなんかしてさ。」
前回、やっっちゃたよって涙してたのにもう強気。
スメラギさんが全部悪い。
しかしスメラギさんも受け答えがビミョーなことが多い。
ま、酒飲みにロクなのはいないと鏡を見て思う。
■主人公アレルヤ(ハレルヤ)
>アレルヤ「あの機体、ティエレンの高機動超兵仕様。間違いない、アレに乗っていたパイロットは僕と同じ存在。」
>アレルヤ「まさか、続いて・・・あのいまわしい研究が。」
人革連の超兵機関の存在を確信するアレルヤ。
この正義感はまさに主人公のもの。
>アレルヤ「どうする。この事実を報告するか、それとも・・・。」
>ハレルヤ「やることは一つだろ。」
>アレルヤ「ハレルヤ。」
>ハレルヤ「あの忌々しい機関が存続していて、俺ら様な存在が次々と生み出されている。そいつは戦争を幇助する行為だ。」
>アレルヤ「叩けというのか、仲間を。同類を。」
>ハレルヤ「おやさしいアレルヤ様にはできない相談か?なら体を俺に渡せよ。ソッコーで片つけてやっからさぁ!あの時みたいに・・・。」
---回想開始---
>被験体 「俺達は死ぬのか?死にたくない!アレルヤ、アレルヤ!」
>ハレルヤ「だめだぁ!お前は死ぬんだ!」
>被検体 「アレルヤ・・・。」
>ハレルヤ「ちがう、俺の名は・・・!」
---回想終了---
>アレルヤ「やめてくれハレルヤ!なにも殺すことはない。彼らを保護する事だって。」
>ハレルヤ「戦闘用に改造された人間にどんな未来がある?そんなこと自分がよくわかってるだろ。えっ?ソレスタル・ビーイングのガンダムマイスターさんよぉ。」
>アレルヤ「ちがう!僕がここに来たのは!」
>ハレルヤ「戦うことしかできないからだ。」
>アレルヤ「ちがう!」
>ハレルヤ「それが俺らの運命だ。」
>アレルヤ「ちがう!僕はっ!」
>アレルヤ「あっ、刹那・・・。」
>ハレルヤ「どうした?」
>アレルヤ「いや、なんでもないさ。」
もう一つの人格であるハレルヤとの対談。
脱走時のエピソードを振り返る。
どうやらアレルヤは研究所の仲間を殺してから脱走したようだ。
それにしても刹那、空気である。
>スメラギ「どうしたのアレルヤ?もしかして君も怒ってるの?そうね、散々な目に合わされたんだもの。ごめんなさいね、だめな戦術予報士で。」
>アレルヤ「酔ってるんですか?」
>スメラギ「いけない?」
>アレルヤ「すこしひかえたほうがいい。」
>スメラギ「いやよ。私は、これがないと生きていけないの。ねぇ、用がないなら・・・。」
>アレルヤ「スメラギさんとヴェーダに進言したい作戦プランがあります。」
>スメラギ「作戦プラン?」
>アレルヤ「紛争を幇助する、ある機関に対しての武力介入作戦。その機関は僕の過去に関わっています。詳しいことはデータにまとめました。酔いがさめたときにでもみておいてください。失礼します。」
>スメラギ「あ、人類革新連盟軍、超兵特務機関。これって・・・。」
>アレルヤ「この悪夢のような連鎖を僕が断ち切る。今度こそ僕の意志で!」
一大決心をして作戦プランを提案しにいったとき、上官が作戦の失敗の憂さ晴らしに酒を喰らっていたらどうだろうか。
しかもその上官が巨乳だったらどうだろうか。
普通プッツンするところだと思う。
なにもかもをグッとこらえて作戦プランを提示するアレルヤ。
さすがアレルヤだ!
>スメラギ「作戦プラン、見させてもらったわ。あなたの過去も。たしかに武力介入する理由があるし、ヴェーダもこの作戦を推奨してる。でもいいの?あなたは自分の同類を・・・。」
>アレルヤ「かまいません!」
>スメラギ「もう一人のあなたはなんて?」
>アレルヤ「聞くまでもありません。」
>スメラギ「ほんとうにいいのね?」
>アレルヤ「自分の過去くらい自分で向き合います。」
>スメラギ「わかったわ。」
>フェルト 「キュリオス、ヴァーチェ射出完了。」
>クリス 「ミッション開始時間までマルマルヨンニーです。」
>ラッセ 「あれが人革のスペースコロニーかよ。」
>アレルヤ 「まさか、ここに戻ることになろうとは・・・。」
>ティエリア「ミッションどおりここは引き受ける。目標を叩け。」
>アレルヤ 「感謝するよ。」
>ティエリア「過去というものがあの男を歪ませているのなら、それは自らの手で払拭する必要がある。それでこそガンダムマイスターだ。」
>アレルヤ 「セキュリティシステム制圧完了。」
>アレルヤ 「ここから先は出たとこ勝負。」
>敵 「なんだ?ガンダム?」
>敵2 「ソレスタル・ビーイング?」
>敵3 「防衛隊は何をしている?」
>敵4 「外で他のガンダムと交戦中です。」
>敵3 「ハッチの緊急封鎖を!」
>敵4 「ダメです!データが書き換えられました!」
>敵5 「ガンダム、コロニー内に侵攻します。」
>アレルヤ 「気流に流される・・・。コロニーの回転にキュリオスを同期。」
>敵1 「ソレスタル・ビーイングが現れただと!?」
>敵2 「奴らはコロニー内の戦闘行為禁止の条約を知らんのか?」
>敵3 「テロリストにそんな理屈は通用しない。しかし何が目的だ?」
>アレルヤ 「スメラギさんの予想通りコロニー内での反撃はない。」
>アレルヤ 「いるっ!僕の同類がっ。あの忌まわしい場所にっ!」
>アレルヤ 「ためらわないさ・・・僕はガンダムマイスターだっ!!」
>アレルヤ 「こ、殺す必要があるのか・・・。そうだ、彼らを保護して・・・。」
>ハレルヤ 「甘いなぁ。」
>アレルヤ 「ハレルヤ!?」
>ハレルヤ 「どうやって保護する?どうやって育てる?施設から逃げたお前がまともに生きてこられたか?へっ、できもしねぇこと考えてんじゃねぇよ。」
>アレルヤ 「しかしこのままでは彼らが余りにも不幸だ。」
>ハレルヤ 「不幸?不幸だって?施設にいる奴らは自分が不幸なんて思ってねぇよ。」
>アレルヤ 「いつかはそう思うようになる。」
>ハレルヤ 「ならティエレンに乗っていた女は自分が不幸だと感じているのか?そうじゃないだろ?一人よがりな考えを相手に押し付けんな。どんなこぎれいな言葉を並べ立てても、お前の優しさは偽善だ。優しいフリして自分が満足したいだけなんだよ。」
>アレルヤ 「彼らは生きてる。」
>ハレルヤ 「改造されてなぁ!そしていつか俺らを殺しにくるぅ。敵に情けをかけるな!それともなにか?また俺に頼るのか?自分がやりたくないことに蓋をして自分は悪くなかったとでも言うのか?俺はやるぜ。他人なんざどうでもいい。俺は俺という存在を守るために戦う!」
>アレルヤ 「そんなこと。」
>ハレルヤ 「なら何故お前はここに来た?」
>アレルヤ 「僕は、ソレスタル・ビーイングとして。」
>ハレルヤ 「殺しに来たんだろ。」
>アレルヤ 「違う!ガンダムマイスターとして!」
>ハレルヤ 「立場で人を殺すのかよ。引き金くらい感情で引け!己のエゴで引け!無慈悲なまでにぃ!!!」
>アレルヤ 「撃ちたくない・・・。」
>ハレルヤ 「アレルヤー!」
>アレルヤ 「撃ちたくないんだーーーーっ!」
>アレルヤ 「ああああああああああああああああああああああああああああ」
>ハレルヤ 「ふははははははっ、よくやったぁ!それでこそ俺の分身。面白くなりそうだぜ。」
毎度ハレルヤの扇動がたまらない。
いざ、作戦を実行しようというときにやはり戸惑うアレルヤ。
この優しさこそがアレルヤのウリ。
これで稀代の殺人者と自虐するようなアレルヤだからこその葛藤。
そこへハレルヤが背中を押す。
ハレルヤはアレルヤの防衛本能が表面上に出てきたようなものだと思う。
用いる手段が過激なのはその発現の過程が過激だったから。
立場で人を殺すのかよ以下はアレルヤへのエールに他ならない。
超人機関を脱走した自分は自分の意志で行動していることを確認させるための。
ミッション終了後もハレルヤは消えない。
面白くなってきたというハレルヤ。
今後も超楽しみ。
>スメラギ「どうしたのアレルヤ。新しい作戦でも立案した?」
>アレルヤ「スメラギさん、僕にも一杯もらえませんか?」
>スメラギ「なんで?」
>アレルヤ「ひどくそういう気分なんです。」
>スメラギ「未成年はだめよ。犯罪者になっちゃうもの。」
>アレルヤ「僕らは稀代のテロリストですよ。」
>スメラギ「それでも駄目なものはダメ。」
>アレルヤ「それがもういいんです。」
>スメラギ「えっ?」
>アレルヤ「グリニッジ標準時間でつい先ほど20歳になりましたから。」
>スメラギ「こんなときに言うのも変だけど、おめでとう。」
>アレルヤ「なぜこんな苦いものを。」
>スメラギ「そのうちわかるわ。きっとね。」
そして今回のラストシーン。
アレルヤが20歳を向かえ、成年となったお祝い。
今回はアレルヤの元服のような回だった。
過去と決別し、お酒もたしなむように。
スメラギ化しないことを願うばかり。
■リヒテンダール涙目
>クリス 「センサーがキュリオスとヴァーチェを捕捉しました。」
>フェルト「ミッション終了。」
>スメラギ「クリスチナ、手はずどおりに超兵機関の情報をマスコミにリークさせて。」
>ラッセ 「人革連による兵士の人体改造か。」
>リヒテン「大スキャンダルっすよねぇ。」
>スメラギ「やめなさい!」
>スメラギ「アレルヤ・・・。」
先週から散々。涙目。
■人革連
>偉い人 「鹵獲中に収集した羽つきガンダムのデータ。ティエレンのミッションレコーダーに残されていたソレスタルビーイングの移動母艦とデカブツが外部装甲を外した映像。数十万機の探査装置と20機以上のティエレンを失った代償にしては少なすぎる。」
>ちゅうさ「弁明のしようもありません。いかなる処分も受ける覚悟です。」
>偉い人 「君を外すつもりはない。辞表も受け付けん。」
>ちゅうさ「むぅ?」
>偉い人 「たしかに本作戦は失敗した。だが、君に対する評価は変ってはおらんよ。ガンダムの性能が我々の予想を超えていたのだ。」
>ちゅうさ「お言葉ですがガンダムの性能はそこが知れません。鹵獲作戦を続けることは我が軍にとって・・・。」
>偉い人 「それもわかっている。首席は極秘裏にユニオンとの接触を図っておられる。」
>ちゅうさ「ユニオンと?」
>偉い人 「ソレスタル・ビーイングへの対応が次の段階に入ったということだ。」
次の段階というのは何か。
対峙、利用、降伏。
おそらく対峙でしょう。
なんたって変態さんヤル気満々だし。
>兵士 「ピーリス少尉、次の作戦でみん中尉の、いえ、同士達のかたきを。」
>ピーリス「作戦完遂に全力を尽くします。私は、そのためだけに存在を許されているのですから。」
ハレルヤの指摘どおり、ピーリスは不幸だとは思っていない。
存在を許されていないという言葉は裏を返せばやるべきことに忠実であれば存在を許されいるという自覚。
それ以外をしらないならば幸福ではないだろうか。
超兵機関は破壊され、研究施設も閉鎖された今後、ピーリス以外の超兵は出てこないと思われる。
アレルヤとの対峙でどうなるのか。
バッドエンド以外はなさそうだけど・・・。
>研究員 「少尉のタオツーが近づけば近づくほど、ガンダムのパイロットが受ける苦痛が増加している。やはりガンダムのパイロットは脳量子波の影響を・・・。」
>研究員 「いる。被験者E-0057。E-0057、脳量子波処置後、新たな人格が形成。凶暴性アリ。データ収集後、処分。いかんな、この事実が上層部にしれれば・・・。」
>ちゅうさ「タオツーのミッションレコーダーから何かわかったことは?」
>研究員 「はっ、今のところは何も。」
>ちゅうさ「私はガンダムのパイロットをピーリス少尉と同類とみている。」
>研究員 「我々以外にも脳量子波処置を研究している国がある可能性を否定できません。」
>ちゅうさ「もしそうだとすれば、この世界は歪んでいるな。」
>研究員 「その意見に賛同させていただきます、中佐。」
この研究員が賛同するはずのない意見に賛同している点で嘘モロバレ。
人は嘘を隠そうとするとぼろが出るという見事な一例。
>ちゅうさ「ソレスタル・ビーイングがを襲撃した。目標は貴官が所属する超兵機関だ。」
>研究員 「そ、そんな。」
>ちゅうさ「私も知らされていない研究施設への攻撃。やはりガンダムのパイロットの中に超兵機関出身者がいる。そして貴官はそれを知っていた。違うか?」
>研究員 「いえ、知りませんでした。」
>ちゅうさ「私の権限でこの研究施設を封鎖。機関には取調べを受けてもらう。」
>研究員 「な、何ですと?」
>ちゅうさ「この事件はすでに世界に流れている。報告を怠り、我が陣営を不利な状況に追い込んだ。貴官の罪は重いぞ。ソレスタル・ビーイングに華を持たせるなど。」
>ピーリス「ちゅうさ。」
>ちゅうさ「待機中だ少尉。持ち場に戻れ。」
さすがちゅうさ。
決断が早いし、不正には容赦ない。
正直あの研究員が連行されたときスッとした。
ちゅうさGJ!
■アザディスタン王国
>コーナー「受信アンテナの建設作業が予定より遅れているようですが。」
>マリナ 「作業の妨害が幾度か行われたようです。国民の中には太陽光発電に反対するものたちもいますから。」
>国連大使「我々が派遣した技術者の安全を最優先にお考えください。もしもの場合、私達はこの国から退去することになります。」
>マリナ 「軍にはそのように進言しています。」
>コーナー「姫様、一度建設作業現場へ表敬訪問をなさってはいかがですか。兵や技術者たちの士気もあがりましょう。」
>シーリン「わざわざ暗殺されるために?」
>マリナ 「シーリン。」
>シーリン「コーナー大使、国連がアザディスタンへの技術支援を決めたのは何故です?中東には技術が立ち遅れている国がたくさんあります。なのに何故?」
>コーナー「あなた方の要請があったからではないですか。国連としてはアザディスタン王国をモデルケースにして中東全土に支援の輪を広げていきたいと考えています。それにソレスタル。ビーイングの存在も気がかりだ。」
>マリナ 「ソレスタル・ビーイング・・・。」
>コーナー「戦争根絶を唱える彼らが小規模とはいえ紛争の絶えない中東へと介入してくるのは時間の問題。紛争後の復興支援よりも争いをなくしていくための支援が重要だと私は考えます。」
>シーリン「ご立派なお考えですこと。」
>マリナ 「コーナー大使、あなたのそのお気持ちを、あなた方の神に誓えますか?」
>コーナー「誓えます。アザディスタンの未来を。貴女の神にも。」
怪しさ満開のアレハンドロ・コーナー。
これ、シーリンがいなかったらどうなってたんだろうと。
マリナは相変わらずよくわからないね。
昔から姫様とかお嬢様とかは暴走するのがお決まりだからしかたない。
あれ?お嬢様といえば留美がでてなかったような。
■寸劇
>ママ 「んまー、すごいじゃないルイス。こんなに日本料理が上手だなんてママ感激だわ。」
>ルイス「食べてみて。とってもおいしいんだから。」
>ルイス「おいしい?」
>ママ 「ええ、とっても。」
>ルイス「ママがとってもおいしいって言ってるよ、サジ。」
>サジ 「どうも。」
>ママ 「いっいくら料理ができてもルイスとの交際を認めるわけではありませんから。」
>ママ 「でも、料理がおいしいことは認めてあげるわ。」
>サジ 「お口にあってよかったです。」
前半をアレルヤが格好よく締めた矢先にこれ。
ほんとサジとルイスとルイスままにはがっかりだよ。
といいたいところだけどこれは伏線に違いないわけで。
サジたちの送る幸せな日常生活と刹那たちの送る紛争介入という非日常が交差するときが楽しみ。
■働くお姉さん
>後輩 「ダメだ。先輩はどうやってイオリア・シュヘンベルグの足取りを追うつもりですか?彼の血縁者は途絶えてるし、資金面から追おうとしても200年前の情報セキュリティは穴だらけ。いくらでも改ざんできます。無理ですよ。」
>絹江 「だからここに来たのよ。」
>後輩 「それってどういう・・・。」
>絹江 「来たっ!」
>後輩 「誰です?」
>絹江 「ユニオンの安全保障局。」
>後輩 「あ、安全保障局?」
>絹江 「イオリアを追っている彼らが今月に入って三回もここを訪れてるって情報が入ったの。」
>後輩 「ま、まずいですよ先輩。もしこんなことしてるのが彼らに知れたら・・・。ま、待ってくださいよ先輩。」
>松原宅にて
>絹江 「ひいおじいさまの行方を捜している?」
>松原 「はい。口止めされているんですが、保障局の人は200年前に行方不明になった私の曽祖父のことを調べていました。」
>絹江 「どういう方だったのですか?」
>松原 「材料工学の権威だったと聞いていますが、詳しいことは・・・。」
>後輩 「結局、手がかりなしですね。」
>後輩 「そうでもないわ。おそらくイオリア・シュヘンベルグはこの計画のために当時の科学者達をスカウトしていたのよ。資材の流れはデータを改ざんできても人は違う。少しだけ見えてきたわ、二世紀も前に亡くなった男の影が。」
危ない橋を渡ってまでイオリア・シュヘンベルグに迫ろうとするサジの姉。
ここで違和感があったのだが、そこまでする熱意があったっけ?と。
そんなにジャーナリズム魂の固まりにも見えないから。
や、うん、きっとジャーナリズムに魂を捧げているんだ。
それなら納得。
しかし、口止めされているんですが・・・って全然ぺらぺら喋ってないか?
つ---人の口に門戸は立てられない。
■いじわるメガネ様がみてる
>スメラギ 「エクシア、デュナメスはプラン通り、南アフリカ国境紛争地域への武力介入を開始。両機発進後、トレミーの進路をラグランジュフォーに変更。スペースコロニー全球にある人革連特務機関に武力介入を行います。」
>フェルト 「射出準備完了。タイミングをエクシアに譲渡。」
>スメラギ 「私がいないからって勝手しないでね。」
>刹那 「了解。エクシア、刹那・F・セイエイ、出る。」
>クリス 「引き続きデュナメスの発進シークエンスに入ります。」
>フェルト 「コンテナ、ローディング開始。デュナメス、カタパルトデッキへ。」
>ティエリア「アレルヤ・ハプティズム。そうか、彼は・・・。」
>ティエリア「人類というものは、人間というものはここまで愚かになれるのか。」
これはひどい。
トレミー内での映像及び会話は全てティエリアに筒抜け。
リヒテンダール危うし。
あのオレンジの空間とティエリアの瞳はかっこいい。
ヴェーダってオレンジの空間のことか?
>アザディスタンで起きた内紛により故郷へと向かう刹那。彼がそこでうける断罪とは何か?次回「教義の果てに」。希望の背後から絶望が忍び寄る。
刹那の断罪は親殺し。
希望と絶望ってのはアザディスタン王国。
という風に予想。
いよいよ刹那にスポットライトがあたるようで、次回も楽しみである。
>兵士1 「中尉、人革さんが宇宙でガンダムとやりあったっての、本当ですか?」
>へんたい「ああ、試算しているデブリの状況からして、20機以上のティエレンが大破したらしい。」
>兵士2 「ヒュー。やれやれ、ガンダムとやるのがそら恐ろしくなってきましたよ。」
>兵士1 「まったくだ。」
>へんたい「モビルスーツの性能差が勝敗を分かつ絶対条件ではないさ。当てにしてるぞ、フラッグファイター。」
あれ?どこかで聞いたようなセリフが・・・。
相変わらず出番が少ないけどインパクトのある変態さんである。
>ビリー「やはりこの特殊粒子は多様変異性フォトンでしたか。」
>教授 「それだけではないぞ。ガンダムは特殊粒子そのものを機関部で作り出しておる。でなければ、あの航続距離と作戦行動時間の長さが説明できん。」
>ビリー「現在ガンダムが4機しか現れないことと関連がありそうですね。」
>教授 「げに恐ろしきはイオリア・シュヘンベルグよ。2世紀以上も前にこの特殊粒子を発見し、基礎理論を固めていたのだからな。」
>ビリー「そのような人物が戦争根絶なんていう夢みたいな行動を何故始めたのでしょうか。」
>教授 「紛争の火種を抱えたまま宇宙に進出する人類への警告。そうワシはみているがな。」
たまにはユニオンのことも思い出してあげてください的演出か?と思いきや新しいワードが・・・。
多様変異性フォトン。
フォトンだってよくわからないのに多様変異性とな。
とにかく少しづつガンダムに迫りつつあるユニオンである。
■ティエリア八つ当たりする
>ティエリア「今回の人革連による軍事作戦。キュリオスを鹵獲寸前まで追い込まれ、ナドレの姿を敵に露呈してしまった。スメラギ・李・ノリエラ、すべては作戦の指揮者である貴女の責任です。」
>スメラギ 「ごめんね。でもね、私も人間なの。時には失敗もあるわよ。」
>ティエリア「そんな問題ではすまされない。計画にどれだけの支障が出たのか・・・」
>ロックオン「ナドレを敵に晒したのは、お前だろ。」
>ティエリア「そうしなければやられていた。」
>ロックオン「そうだとしても、お前にも責任はある。ミススメラギばっか責めるなよ。命があっただけでもめっけもんだ。」
>ティエリア「今後はヴェーダからの作戦指示を優先する。失礼。」
>リヒテン 「はあー、緊張した。」
>クリス 「あんなんこと、みんなの前で言わなくたっていいのに。」
>ロックオン「可愛いよな。生真面目で。他人に八つ当たりなんかしてさ。」
前回、やっっちゃたよって涙してたのにもう強気。
スメラギさんが全部悪い。
しかしスメラギさんも受け答えがビミョーなことが多い。
ま、酒飲みにロクなのはいないと鏡を見て思う。
■主人公アレルヤ(ハレルヤ)
>アレルヤ「あの機体、ティエレンの高機動超兵仕様。間違いない、アレに乗っていたパイロットは僕と同じ存在。」
>アレルヤ「まさか、続いて・・・あのいまわしい研究が。」
人革連の超兵機関の存在を確信するアレルヤ。
この正義感はまさに主人公のもの。
>アレルヤ「どうする。この事実を報告するか、それとも・・・。」
>ハレルヤ「やることは一つだろ。」
>アレルヤ「ハレルヤ。」
>ハレルヤ「あの忌々しい機関が存続していて、俺ら様な存在が次々と生み出されている。そいつは戦争を幇助する行為だ。」
>アレルヤ「叩けというのか、仲間を。同類を。」
>ハレルヤ「おやさしいアレルヤ様にはできない相談か?なら体を俺に渡せよ。ソッコーで片つけてやっからさぁ!あの時みたいに・・・。」
---回想開始---
>被験体 「俺達は死ぬのか?死にたくない!アレルヤ、アレルヤ!」
>ハレルヤ「だめだぁ!お前は死ぬんだ!」
>被検体 「アレルヤ・・・。」
>ハレルヤ「ちがう、俺の名は・・・!」
---回想終了---
>アレルヤ「やめてくれハレルヤ!なにも殺すことはない。彼らを保護する事だって。」
>ハレルヤ「戦闘用に改造された人間にどんな未来がある?そんなこと自分がよくわかってるだろ。えっ?ソレスタル・ビーイングのガンダムマイスターさんよぉ。」
>アレルヤ「ちがう!僕がここに来たのは!」
>ハレルヤ「戦うことしかできないからだ。」
>アレルヤ「ちがう!」
>ハレルヤ「それが俺らの運命だ。」
>アレルヤ「ちがう!僕はっ!」
>アレルヤ「あっ、刹那・・・。」
>ハレルヤ「どうした?」
>アレルヤ「いや、なんでもないさ。」
もう一つの人格であるハレルヤとの対談。
脱走時のエピソードを振り返る。
どうやらアレルヤは研究所の仲間を殺してから脱走したようだ。
それにしても刹那、空気である。
>スメラギ「どうしたのアレルヤ?もしかして君も怒ってるの?そうね、散々な目に合わされたんだもの。ごめんなさいね、だめな戦術予報士で。」
>アレルヤ「酔ってるんですか?」
>スメラギ「いけない?」
>アレルヤ「すこしひかえたほうがいい。」
>スメラギ「いやよ。私は、これがないと生きていけないの。ねぇ、用がないなら・・・。」
>アレルヤ「スメラギさんとヴェーダに進言したい作戦プランがあります。」
>スメラギ「作戦プラン?」
>アレルヤ「紛争を幇助する、ある機関に対しての武力介入作戦。その機関は僕の過去に関わっています。詳しいことはデータにまとめました。酔いがさめたときにでもみておいてください。失礼します。」
>スメラギ「あ、人類革新連盟軍、超兵特務機関。これって・・・。」
>アレルヤ「この悪夢のような連鎖を僕が断ち切る。今度こそ僕の意志で!」
一大決心をして作戦プランを提案しにいったとき、上官が作戦の失敗の憂さ晴らしに酒を喰らっていたらどうだろうか。
しかもその上官が巨乳だったらどうだろうか。
普通プッツンするところだと思う。
なにもかもをグッとこらえて作戦プランを提示するアレルヤ。
さすがアレルヤだ!
>スメラギ「作戦プラン、見させてもらったわ。あなたの過去も。たしかに武力介入する理由があるし、ヴェーダもこの作戦を推奨してる。でもいいの?あなたは自分の同類を・・・。」
>アレルヤ「かまいません!」
>スメラギ「もう一人のあなたはなんて?」
>アレルヤ「聞くまでもありません。」
>スメラギ「ほんとうにいいのね?」
>アレルヤ「自分の過去くらい自分で向き合います。」
>スメラギ「わかったわ。」
>フェルト 「キュリオス、ヴァーチェ射出完了。」
>クリス 「ミッション開始時間までマルマルヨンニーです。」
>ラッセ 「あれが人革のスペースコロニーかよ。」
>アレルヤ 「まさか、ここに戻ることになろうとは・・・。」
>ティエリア「ミッションどおりここは引き受ける。目標を叩け。」
>アレルヤ 「感謝するよ。」
>ティエリア「過去というものがあの男を歪ませているのなら、それは自らの手で払拭する必要がある。それでこそガンダムマイスターだ。」
>アレルヤ 「セキュリティシステム制圧完了。」
>アレルヤ 「ここから先は出たとこ勝負。」
>敵 「なんだ?ガンダム?」
>敵2 「ソレスタル・ビーイング?」
>敵3 「防衛隊は何をしている?」
>敵4 「外で他のガンダムと交戦中です。」
>敵3 「ハッチの緊急封鎖を!」
>敵4 「ダメです!データが書き換えられました!」
>敵5 「ガンダム、コロニー内に侵攻します。」
>アレルヤ 「気流に流される・・・。コロニーの回転にキュリオスを同期。」
>敵1 「ソレスタル・ビーイングが現れただと!?」
>敵2 「奴らはコロニー内の戦闘行為禁止の条約を知らんのか?」
>敵3 「テロリストにそんな理屈は通用しない。しかし何が目的だ?」
>アレルヤ 「スメラギさんの予想通りコロニー内での反撃はない。」
>アレルヤ 「いるっ!僕の同類がっ。あの忌まわしい場所にっ!」
>アレルヤ 「ためらわないさ・・・僕はガンダムマイスターだっ!!」
>アレルヤ 「こ、殺す必要があるのか・・・。そうだ、彼らを保護して・・・。」
>ハレルヤ 「甘いなぁ。」
>アレルヤ 「ハレルヤ!?」
>ハレルヤ 「どうやって保護する?どうやって育てる?施設から逃げたお前がまともに生きてこられたか?へっ、できもしねぇこと考えてんじゃねぇよ。」
>アレルヤ 「しかしこのままでは彼らが余りにも不幸だ。」
>ハレルヤ 「不幸?不幸だって?施設にいる奴らは自分が不幸なんて思ってねぇよ。」
>アレルヤ 「いつかはそう思うようになる。」
>ハレルヤ 「ならティエレンに乗っていた女は自分が不幸だと感じているのか?そうじゃないだろ?一人よがりな考えを相手に押し付けんな。どんなこぎれいな言葉を並べ立てても、お前の優しさは偽善だ。優しいフリして自分が満足したいだけなんだよ。」
>アレルヤ 「彼らは生きてる。」
>ハレルヤ 「改造されてなぁ!そしていつか俺らを殺しにくるぅ。敵に情けをかけるな!それともなにか?また俺に頼るのか?自分がやりたくないことに蓋をして自分は悪くなかったとでも言うのか?俺はやるぜ。他人なんざどうでもいい。俺は俺という存在を守るために戦う!」
>アレルヤ 「そんなこと。」
>ハレルヤ 「なら何故お前はここに来た?」
>アレルヤ 「僕は、ソレスタル・ビーイングとして。」
>ハレルヤ 「殺しに来たんだろ。」
>アレルヤ 「違う!ガンダムマイスターとして!」
>ハレルヤ 「立場で人を殺すのかよ。引き金くらい感情で引け!己のエゴで引け!無慈悲なまでにぃ!!!」
>アレルヤ 「撃ちたくない・・・。」
>ハレルヤ 「アレルヤー!」
>アレルヤ 「撃ちたくないんだーーーーっ!」
>アレルヤ 「ああああああああああああああああああああああああああああ」
>ハレルヤ 「ふははははははっ、よくやったぁ!それでこそ俺の分身。面白くなりそうだぜ。」
毎度ハレルヤの扇動がたまらない。
いざ、作戦を実行しようというときにやはり戸惑うアレルヤ。
この優しさこそがアレルヤのウリ。
これで稀代の殺人者と自虐するようなアレルヤだからこその葛藤。
そこへハレルヤが背中を押す。
ハレルヤはアレルヤの防衛本能が表面上に出てきたようなものだと思う。
用いる手段が過激なのはその発現の過程が過激だったから。
立場で人を殺すのかよ以下はアレルヤへのエールに他ならない。
超人機関を脱走した自分は自分の意志で行動していることを確認させるための。
ミッション終了後もハレルヤは消えない。
面白くなってきたというハレルヤ。
今後も超楽しみ。
>スメラギ「どうしたのアレルヤ。新しい作戦でも立案した?」
>アレルヤ「スメラギさん、僕にも一杯もらえませんか?」
>スメラギ「なんで?」
>アレルヤ「ひどくそういう気分なんです。」
>スメラギ「未成年はだめよ。犯罪者になっちゃうもの。」
>アレルヤ「僕らは稀代のテロリストですよ。」
>スメラギ「それでも駄目なものはダメ。」
>アレルヤ「それがもういいんです。」
>スメラギ「えっ?」
>アレルヤ「グリニッジ標準時間でつい先ほど20歳になりましたから。」
>スメラギ「こんなときに言うのも変だけど、おめでとう。」
>アレルヤ「なぜこんな苦いものを。」
>スメラギ「そのうちわかるわ。きっとね。」
そして今回のラストシーン。
アレルヤが20歳を向かえ、成年となったお祝い。
今回はアレルヤの元服のような回だった。
過去と決別し、お酒もたしなむように。
スメラギ化しないことを願うばかり。
■リヒテンダール涙目
>クリス 「センサーがキュリオスとヴァーチェを捕捉しました。」
>フェルト「ミッション終了。」
>スメラギ「クリスチナ、手はずどおりに超兵機関の情報をマスコミにリークさせて。」
>ラッセ 「人革連による兵士の人体改造か。」
>リヒテン「大スキャンダルっすよねぇ。」
>スメラギ「やめなさい!」
>スメラギ「アレルヤ・・・。」
先週から散々。涙目。
■人革連
>偉い人 「鹵獲中に収集した羽つきガンダムのデータ。ティエレンのミッションレコーダーに残されていたソレスタルビーイングの移動母艦とデカブツが外部装甲を外した映像。数十万機の探査装置と20機以上のティエレンを失った代償にしては少なすぎる。」
>ちゅうさ「弁明のしようもありません。いかなる処分も受ける覚悟です。」
>偉い人 「君を外すつもりはない。辞表も受け付けん。」
>ちゅうさ「むぅ?」
>偉い人 「たしかに本作戦は失敗した。だが、君に対する評価は変ってはおらんよ。ガンダムの性能が我々の予想を超えていたのだ。」
>ちゅうさ「お言葉ですがガンダムの性能はそこが知れません。鹵獲作戦を続けることは我が軍にとって・・・。」
>偉い人 「それもわかっている。首席は極秘裏にユニオンとの接触を図っておられる。」
>ちゅうさ「ユニオンと?」
>偉い人 「ソレスタル・ビーイングへの対応が次の段階に入ったということだ。」
次の段階というのは何か。
対峙、利用、降伏。
おそらく対峙でしょう。
なんたって変態さんヤル気満々だし。
>兵士 「ピーリス少尉、次の作戦でみん中尉の、いえ、同士達のかたきを。」
>ピーリス「作戦完遂に全力を尽くします。私は、そのためだけに存在を許されているのですから。」
ハレルヤの指摘どおり、ピーリスは不幸だとは思っていない。
存在を許されていないという言葉は裏を返せばやるべきことに忠実であれば存在を許されいるという自覚。
それ以外をしらないならば幸福ではないだろうか。
超兵機関は破壊され、研究施設も閉鎖された今後、ピーリス以外の超兵は出てこないと思われる。
アレルヤとの対峙でどうなるのか。
バッドエンド以外はなさそうだけど・・・。
>研究員 「少尉のタオツーが近づけば近づくほど、ガンダムのパイロットが受ける苦痛が増加している。やはりガンダムのパイロットは脳量子波の影響を・・・。」
>研究員 「いる。被験者E-0057。E-0057、脳量子波処置後、新たな人格が形成。凶暴性アリ。データ収集後、処分。いかんな、この事実が上層部にしれれば・・・。」
>ちゅうさ「タオツーのミッションレコーダーから何かわかったことは?」
>研究員 「はっ、今のところは何も。」
>ちゅうさ「私はガンダムのパイロットをピーリス少尉と同類とみている。」
>研究員 「我々以外にも脳量子波処置を研究している国がある可能性を否定できません。」
>ちゅうさ「もしそうだとすれば、この世界は歪んでいるな。」
>研究員 「その意見に賛同させていただきます、中佐。」
この研究員が賛同するはずのない意見に賛同している点で嘘モロバレ。
人は嘘を隠そうとするとぼろが出るという見事な一例。
>ちゅうさ「ソレスタル・ビーイングがを襲撃した。目標は貴官が所属する超兵機関だ。」
>研究員 「そ、そんな。」
>ちゅうさ「私も知らされていない研究施設への攻撃。やはりガンダムのパイロットの中に超兵機関出身者がいる。そして貴官はそれを知っていた。違うか?」
>研究員 「いえ、知りませんでした。」
>ちゅうさ「私の権限でこの研究施設を封鎖。機関には取調べを受けてもらう。」
>研究員 「な、何ですと?」
>ちゅうさ「この事件はすでに世界に流れている。報告を怠り、我が陣営を不利な状況に追い込んだ。貴官の罪は重いぞ。ソレスタル・ビーイングに華を持たせるなど。」
>ピーリス「ちゅうさ。」
>ちゅうさ「待機中だ少尉。持ち場に戻れ。」
さすがちゅうさ。
決断が早いし、不正には容赦ない。
正直あの研究員が連行されたときスッとした。
ちゅうさGJ!
■アザディスタン王国
>コーナー「受信アンテナの建設作業が予定より遅れているようですが。」
>マリナ 「作業の妨害が幾度か行われたようです。国民の中には太陽光発電に反対するものたちもいますから。」
>国連大使「我々が派遣した技術者の安全を最優先にお考えください。もしもの場合、私達はこの国から退去することになります。」
>マリナ 「軍にはそのように進言しています。」
>コーナー「姫様、一度建設作業現場へ表敬訪問をなさってはいかがですか。兵や技術者たちの士気もあがりましょう。」
>シーリン「わざわざ暗殺されるために?」
>マリナ 「シーリン。」
>シーリン「コーナー大使、国連がアザディスタンへの技術支援を決めたのは何故です?中東には技術が立ち遅れている国がたくさんあります。なのに何故?」
>コーナー「あなた方の要請があったからではないですか。国連としてはアザディスタン王国をモデルケースにして中東全土に支援の輪を広げていきたいと考えています。それにソレスタル。ビーイングの存在も気がかりだ。」
>マリナ 「ソレスタル・ビーイング・・・。」
>コーナー「戦争根絶を唱える彼らが小規模とはいえ紛争の絶えない中東へと介入してくるのは時間の問題。紛争後の復興支援よりも争いをなくしていくための支援が重要だと私は考えます。」
>シーリン「ご立派なお考えですこと。」
>マリナ 「コーナー大使、あなたのそのお気持ちを、あなた方の神に誓えますか?」
>コーナー「誓えます。アザディスタンの未来を。貴女の神にも。」
怪しさ満開のアレハンドロ・コーナー。
これ、シーリンがいなかったらどうなってたんだろうと。
マリナは相変わらずよくわからないね。
昔から姫様とかお嬢様とかは暴走するのがお決まりだからしかたない。
あれ?お嬢様といえば留美がでてなかったような。
■寸劇
>ママ 「んまー、すごいじゃないルイス。こんなに日本料理が上手だなんてママ感激だわ。」
>ルイス「食べてみて。とってもおいしいんだから。」
>ルイス「おいしい?」
>ママ 「ええ、とっても。」
>ルイス「ママがとってもおいしいって言ってるよ、サジ。」
>サジ 「どうも。」
>ママ 「いっいくら料理ができてもルイスとの交際を認めるわけではありませんから。」
>ママ 「でも、料理がおいしいことは認めてあげるわ。」
>サジ 「お口にあってよかったです。」
前半をアレルヤが格好よく締めた矢先にこれ。
ほんとサジとルイスとルイスままにはがっかりだよ。
といいたいところだけどこれは伏線に違いないわけで。
サジたちの送る幸せな日常生活と刹那たちの送る紛争介入という非日常が交差するときが楽しみ。
■働くお姉さん
>後輩 「ダメだ。先輩はどうやってイオリア・シュヘンベルグの足取りを追うつもりですか?彼の血縁者は途絶えてるし、資金面から追おうとしても200年前の情報セキュリティは穴だらけ。いくらでも改ざんできます。無理ですよ。」
>絹江 「だからここに来たのよ。」
>後輩 「それってどういう・・・。」
>絹江 「来たっ!」
>後輩 「誰です?」
>絹江 「ユニオンの安全保障局。」
>後輩 「あ、安全保障局?」
>絹江 「イオリアを追っている彼らが今月に入って三回もここを訪れてるって情報が入ったの。」
>後輩 「ま、まずいですよ先輩。もしこんなことしてるのが彼らに知れたら・・・。ま、待ってくださいよ先輩。」
>松原宅にて
>絹江 「ひいおじいさまの行方を捜している?」
>松原 「はい。口止めされているんですが、保障局の人は200年前に行方不明になった私の曽祖父のことを調べていました。」
>絹江 「どういう方だったのですか?」
>松原 「材料工学の権威だったと聞いていますが、詳しいことは・・・。」
>後輩 「結局、手がかりなしですね。」
>後輩 「そうでもないわ。おそらくイオリア・シュヘンベルグはこの計画のために当時の科学者達をスカウトしていたのよ。資材の流れはデータを改ざんできても人は違う。少しだけ見えてきたわ、二世紀も前に亡くなった男の影が。」
危ない橋を渡ってまでイオリア・シュヘンベルグに迫ろうとするサジの姉。
ここで違和感があったのだが、そこまでする熱意があったっけ?と。
そんなにジャーナリズム魂の固まりにも見えないから。
や、うん、きっとジャーナリズムに魂を捧げているんだ。
それなら納得。
しかし、口止めされているんですが・・・って全然ぺらぺら喋ってないか?
つ---人の口に門戸は立てられない。
■いじわるメガネ様がみてる
>スメラギ 「エクシア、デュナメスはプラン通り、南アフリカ国境紛争地域への武力介入を開始。両機発進後、トレミーの進路をラグランジュフォーに変更。スペースコロニー全球にある人革連特務機関に武力介入を行います。」
>フェルト 「射出準備完了。タイミングをエクシアに譲渡。」
>スメラギ 「私がいないからって勝手しないでね。」
>刹那 「了解。エクシア、刹那・F・セイエイ、出る。」
>クリス 「引き続きデュナメスの発進シークエンスに入ります。」
>フェルト 「コンテナ、ローディング開始。デュナメス、カタパルトデッキへ。」
>ティエリア「アレルヤ・ハプティズム。そうか、彼は・・・。」
>ティエリア「人類というものは、人間というものはここまで愚かになれるのか。」
これはひどい。
トレミー内での映像及び会話は全てティエリアに筒抜け。
リヒテンダール危うし。
あのオレンジの空間とティエリアの瞳はかっこいい。
ヴェーダってオレンジの空間のことか?
>アザディスタンで起きた内紛により故郷へと向かう刹那。彼がそこでうける断罪とは何か?次回「教義の果てに」。希望の背後から絶望が忍び寄る。
刹那の断罪は親殺し。
希望と絶望ってのはアザディスタン王国。
という風に予想。
いよいよ刹那にスポットライトがあたるようで、次回も楽しみである。
テーマ : 機動戦士ガンダムOO - ジャンル : アニメ・コミック
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